MESSAGE 学院長あいさつ

高度な学識・技能を備え人々の健康を支える、歯科衛生士の育成をめざして 高度な学識・技能を備え人々の健康を支える、歯科衛生士の育成をめざして

高度な学識・技能を備え
人々の健康を支える、歯科衛生士の育成をめざして

学院長 木村 里栄

皆さんは歯科衛生士というとどんなイメージをお持ちでしょうか?

近年、歯科界では益々診療技術や知識が進歩し、複雑化し、歯科医師一人の技量で患者さんの治療を行い切ることが難しくなってまいりました。チーム医療といって歯科医師を助ける担い手が必ず必要となってきております。その最も主たる立場が歯科衛生士の存在です。歯科衛生士は単なる歯科医師の診療の補助だけ行っているのではありません。歯科医師の方針に沿ってその指示を受けた上で単独で行える医療行為も多くあります。またその分、身につけなければならない知識や経験も増えてきました。それだけ歯科衛生士は社会から必要とされている大切な存在であり、働きがいを感じる職業といえるのです。

そして近年お口の健康が健康寿命を左右するという調査結果が明らかになってきました。糖尿病・心臓疾患・認知症・感染症・・・・どれも口腔のケアにより改善傾向になるというデータがあります。歯科衛生士はお口の健康を通じて全身の健康をサポートできる、誇りをもてる職業といえます。

また、私共の岡山高等歯科衛生専門学院は一般社団法人岡山県歯科医師会立です。その歴史は古く昭和34年設立と県下で長きにわたり多くの卒業生を輩出してまいりました。歯科医師会の会員の手で運営され、日常的に臨床に携わる歯科医師が直接講義を行い、歯科医院での臨床実習などの指導を行います。それゆえ実践力を備えた歯科衛生士が生まれています。

さて、令和2年より新型コロナウイルス感染症が出現し社会活動は感染防止対策なしには回っていかなくなりました。歯科医療の現場でも歯科医院が原因となって感染を広げてはいけないとそれまで以上に注意を払って感染対策が行われましたが、ここ岡山高等歯科衛生専門学院でもできるだけ広い場所で講義を行ったり、一学年を2つの教室に分けて授業を行ったり、授業そのものを対面式でなくインターネットを通じてのWEB授業で行うなど対策をとっております。これらの対策はこれからも感染状況を鑑みながら続けられていく場合があるでしょう。平常時も非常時も我々学院教職員・役員は一丸となり岡山県歯科医師会とともに学生の方を支えます。

人と関わることが好き、人の健康を守ることで社会の役に立ちたいという方、是非とも岡山高等歯科衛生専門学院であなたの未来を拓いてみませんか。